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通信制高校という選択:スクーリングって何するの?(都立高校の場合)

2012.06.11(07:38)

みなさんこんにちは。今日は通信制高校生には欠かせない「レポート」についてお話ししていきたいと思います。
通信制高校では、どのような教科であれレポートが課されます。
科目ごとに設定されている単位数などによって要求されるレポート数は異なりますが
おおよそ4~12通くらいのレポートを1科目あたりで出す必要があります。
ま、細かいことは高校のHPにも載ってると思いますので、生徒目線から語って行きたいと思います。


【レポートはどんな内容なのか?】
今回は世界史Bのレポートを例にお話していきます。
まずこれが今年の世界史Bレポート年間予定です。
世界史B年間予定
この様に、前期後期で出す数が決まっており、どの回もテーマ毎に内容を区切ってレポートが作られています。
各回提出期限が設定されていますが、一週間前くらいに書き上げて提出するのがオススメです。
内容はこちら
世界史B中身
こんな感じの穴埋め式の問題がA4サイズ3ページに渡って続いてます。
どれも、教科書をよく読みこめば自力で回答できるように設定されていますし
時折、記述式の問題が有ったりもしますが、それも教科書の要約程度なのでそこまで苦労はしないと思います。
そんじゃ、何故これが割りと苦労する人が多いのか、それは次の項で。


【レポートは大変なのか】
結論から言うと、ほとんどのレポートは教科書&学習書(※1)とにらめっこしていれば書き上げることが出来ます。
一から自分で決めて書けというのは「総合(※2)」のレポートくらいの物じゃないでしょうか。
ただ、理科や実技科目は調べ物学習が有る場合もあるのでそこは自分で考えて書く必要があります。


レポート学習の利点と欠点を箇条書きで書いてみますと


☆利点
・自分の都合の良い時間に作成して出すことが出来る。
・自分の性格に合わせた攻略が可能(一日一通コツコツ型やガッツリ一気に型など)。
 ただ、ガッツリ一気に型は多くが消化不良になってしまうんですが・・・
★欠点
・簡単とはいえ、一年に書くレポート数は多い時は70通とか有るので量的に辛い。
・教科書などを見ても分からない時は、学習がそこでストップしてしまう。
・自分に甘い人にはとことん合わない。
 これが一番の欠点ですね。私も自分に甘い人間でしたから通信制一年目は地獄を見ましたよ…
 最終締め切り日(※3)から逆算して、「まだ余裕だよね。」だとか言い出すと地獄に片足突っ込んっでいます。。。

※1・学習書とはNHK出版が通信制高校生向けに編集出版している補助教材的なもの。
 内容は教科書の要約プラスαと軽い演習問題が入っていて、例えば世界史Bでは1冊1600円というボッタクリ価格である。
 個人的には教科書だけで充分だと思うのですが、レポート作成時にコレを利用してる場合が多いので
 取っている教科はすべて買わなくてはならない素敵な逸品。
 あ、でもTVでやってるNHKの高校講座のテキストとしても使えるようなので勉強熱心な方は併用してみては?

※2・「総合」のレポートは自分でテーマを設定して、ちょっとした論文を書くレポート。
 私は面倒でやらなかったら落とした。今年は頑張る。。。

※3・最終締め切り日…この甘美な誘惑に負けて単位を散らした生徒は数知れず。
 レポートには提出期限が設定されていますが、何らかの理由で遅れた場合の為に
 学期末に最終締め切り日(前期は9月1日)を設けているのですが、これが曲者です。
 つい、甘い誘惑に負けて貯めこむと、夏休みの終わりなどに大量のレポートと悪戦苦闘の毎日を送る事になります。
 そして、やっとの思いで出し切ってもD判定のレポートがちょっとした気の利いた言葉(嫌味)と共に返送されてきて
 なんとも言えない気分になれる。提出期限は守らなきゃダメ・ゼッタイ!

こんな感じですかね。ともかく計画的にこなして行けば難しいものでは有りません。


余談になりますが、前に私が通っていた工業高校では週一回「実習」が有って
私は電気科だったので、回路制作やオシロスコープ入門なんかの実習が多かったんですが
これにもレポートが毎回有ってグラフ書いたり、計算式立てて表を作成してたりで、そりゃまあ面倒な事この上ないでした。
教科書や指導書の内容をかなりの分量書き写したり、感想は毎回10行以上必須だとか
二年生からはボールペンのみで書き損じたら新しく書き直し(しかも通信のレポートみたいに印刷された物ではないので、レポート用紙に本当に1から書き直し)だとか縛りも多かったですし
それに比べて通信制のレポートはだいぶ楽ですし、工業のレポートでしごかれたおかげでなんとか進級できたのかも知れません(笑)


【レポートQ&A】

・一通仕上げるのにどれくらい掛かりますか?
科目にもよりますが、大体は1時間前後で書き終わります。
苦手科目はそれなりに時間が掛るでしょうし、そこは覚悟しておいてください。


・自分で調べても書けなかったらどうするの?
 学校によっては質問デーを設けていたりするのでそういうのを活用しましょう。
 スクーリング時に先生に聞くのもアリアリ。
 友達に答えを見せてもらうのは見つかると不正行為扱いになるのでお気をつけて。


・レポートの評価って成績に影響するの? 
 そりゃもちろんします。多くはA・B・C・D・不可(書き直し)の5段階評価ですが
 提出期限内に書きあげれば、よっぽど酷い内容で無い限りはAが来ます。
 逆に、いくら内容が良くても提出期限を過ぎればAは付きません。
 このレポート点を貯めることでテストでの赤字を埋めたり、評定アップを狙えたりするので
 頑張って書きましょう。




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通信制高校という選択:スクーリングって何するの?(都立の場合)

2012.06.07(05:46)

みなさんこんにちは。
今回は通信制高校の三本柱の一つである「スクーリング」についてお話ししていきたいと思います。
さて、通信制高校と言えども学校に来なければならない日が週に一回有ります。
それがスクーリングで、各教科の授業に出席したり、部活動に精を出したりする日なのです。
ここで声を大にして言いたいのは
「通信制高校生にとってスクーリングは命の次くらいに大事」
という事です。

実際の例として、「年度末のスクーリング当日に怪我をし、必修科目の体育スクーリングに出られなかったばかりに留年した」という人も居ました。
「なんで免除してあげないの?」と思う人も居るでしょうが、そんな甘っちょろい物ではないのです。
ここを誤解していると、退学処分になるまで何年でも高校生活をエンジョイさせられてしまいます。
くれぐれも舐めて掛かって駄目です。。。

…通信制高校生が受ける誤解の大きな物の一つが「学校に行かないんでしょ?」というお言葉。
しかし、実際には少なからずスクーリングと呼ばれる登校日があり、体育祭などの学校行事も有るのです。


・授業について
通信制高校も全日制や定時制と同じく授業に規定回数以上出席しないといくら成績が優秀でも単位は習得できません。
どれくらいの回数を出なければならないのかは教科によって異なるのですが
傾向としては体育などの実技科目は出席が多く、単位数が少ない普通科目(例えば公民など)は出席が少ないです。
特に体育は単位数の割りに必要出席回数がとっても多いので、個人的に嫌いです。
まあ、必修科目なので誰しも避けては通れない道なのですが…

一日の授業の流れですが私の通う都立では45分授業×6時間が一日の授業数で
何も全日制の様に6時間すべてに出る必要は無く、自分が登録した科目の授業だけ出ればいいので
日によっては3時間くらいしか出席する必要がない日も有りますし、何もすべての授業回に出席する必要が有るわけでもないので
「今週の英語一回目は休んで来週の英語二回目に回そう」という選択も合計出席回数のつじつまが合えば出来るわけです。(ただあまりこれを繰り返すと単位修得が積みます。)

そして肝心の授業の中身ですが、残念ながら(?)それほどレベルは高く有りません。というか低レベル…
何しろ通信制高校に通う大多数の生徒は学力に欠陥が有りますし、年間最大限出ても6~24回しか無い授業では
教師が生徒個々の習熟度を考慮して、細やかな指導を行うというのも授業数的に大変困難な話なので
必然的にレポートの内容をなぞるだけの授業(数学や英語はこの傾向が顕著)が多くなります。
まあ、多くの生徒はレポートさえ書ければ良いと思っていますので文句は出ませんし
逆にレポートの内容をやらない教師は裏でだいぶ生徒に叩かれます。

そして、授業中の雰囲気は底辺工業高校に居た私的には思ったよりマトモです。
余談になりますが、底辺工業高の授業はなかなか凄まじいモノがあります。
教師に悪態をつくのは勿論のこと…
・板書中の教師にゴミを投げつける。
・授業中にスピーカーで音楽を流す。
・教師に対する暴力、一番酷いのだと妊娠中の教師の腹に蹴りを入れる。
・その他多数
など、皆やりたい放題でした。学生のほぼ全員が授業中は携帯かPSPなどをしてましたしね。
来たくも無い学校に来て、聞きたくもない授業を聞いているわけですから
血気盛んな工業高校生は上記の様になるんでしょうが…
まあ、そう言った物にも嫌気が差して、私は通信制高校に移ったわけです…

さて、それに比べて通信制高校は生徒を学校に縛り付ける様な事はしませんし、そもそも欠席という概念が有りません。出るか出ないかだけです。
出席回数は数えても、欠席回数なんて数えませんし親に連絡も有りません。
その為、DQNはわざわざ学校に来て授業を受けるなんて事はそうそうしませんし、後はほぼ無気力系の集まりなので、粛々と授業は進んでいきます。
まあ、それでも爆睡してたり携帯弄ってる人に注意は行きますけどね。

…さて、個人的にはこういった状況はあまり喜ばしいものではないと思うのですが。
哀しいかな、通信制高校では生徒個人が学習の主役であり、教師と授業はあくまで補助でしか無いのです。


・学校行事について
年間24回程度しか無い通信制高校でも、学校行事は行われています(無いところも有るでしょう)。
体育祭や文化祭などが主な行事として挙げることが出来ますが、どれも通信制という特性上時間的余裕が無く
えらく、こぢんまりとした行事になりがちです。
それに、こういった行事が嫌で通信制に来た生徒も少なからず居ますので、各行事の出席は任意です。
ただ、私の高校の場合だと体育祭に出席すると体育科目の出席回数に加算されるので、これ目的で来る生徒も多いです。
まあ、こういった行事で友達を作ったりする事も有るでしょうし、出ておいて損はないでしょう。


・部活
なんと、年に24回プラスαしか学校の無い通信制高校にも部活というものは存在します。
体育会系から文化系までそれなりの数は有るのですが、体育会系の多くは人数が足りてないので、残念ながら野球同好会的な集まりになっている場合が多いです。
ただ、個人競技の武道などは通信制高校大会などでそれなりに活躍していたり、カッチリと活動している場合が多いので、そういうのが好きな方にはお勧めです。
そして、文化系…これらはなかなかに盛んです。
何しろ通信制高校では活動時間も活動場所も限られているので、運動場が必要なわけでもなくどこでも活動のできる文化系が盛んになるのは当然の流れな訳です。
その上、通信制高校はオタク趣味の文化系が全体の7割以上を占めている(※個人的な感想です。)ので
人も集まりやすく、話が合うので通信制高校における数少ない友達作りの場にもなるでしょう。
まあ、それもほどほどにしておかないと学業を疎かにして部活に全力を出しすぎ(授業にでないで一日中部活してたり…)て年間修得単位0で留年というホームラン級の愚か者も居るので注意しましょう。
高校はあくまで学業を修める場所です。


☆Q&Aコーナー(随時更新するかも)
・友達は出来ますか?
結論から言うと、あなた次第です。
全日制や定時制と違い、圧倒的に学校で過ごす時間が少ないので受け身の態度では到底、友人は出来ないでしょう。
ただ、心の中では人との繋がりを求めている人が多い(メンヘラが多いとも言える)ので、キッカケさえ有れば打ち解けることは容易いです。
HRクラスでの時間や部活動などで人との接触を増やしましょう。求めよさらば与えられん??
…僕的にはストイックに独りで過ごすのも全然アリだと思いますけどねー。


・昼飯はどうするの?
HR教室でぼっちで食べるなり、エントランスなどで友達と食べるなり、学校外に出て食べるなり個人の自由です。
通信制高校においてぼっち飯はメジャーですし、いつでも外に出れますから外食すればぼっちもクソも有りません。


・DQNは居るの?
少なからず居ますが、それも多くは夏までです。
私の経験則的に底辺校に通うDQNの多くは夏を越えられません。秋からは快適な学校生活が約束されていますよ☆
まあ、次の年の春には補充されるんですけどねえ・・・
というか、通信制より定時制の方がよっぽどな人種がうちの高校では多いです。
通信制の人間は良くも悪くも他人に無関心or関わりの持てない人間が多いのでトラブルはそうそう起きません。


・授業大変?
楽です。座って聞いてるだけなんですから小学生でも出来ますよ。
ただ、授業内にレポートを書き上げるつもりで授業に臨まないと、必然的にダレてレポートが溜まっていきます。
そこらへんは各々の自己管理能力が問われているわけですが…


・スクーリングは大変?
漠然と一年の計画を立てずにスクーリングを受けていくと年の後半になって地獄を見る(※)ハメになるでしょう。
実際、私も通信制高校1年目は舐めて掛かっていた事も有ってかなりの単位を落としました…
でも、きっちりと年間のスクーリング出席予定を立てて実行していけばそこまで大変では有りません。

※地獄を見る=具体的に言うと規定のスクーリング出席回数をこなすために毎回のスクーリングが1限~6限までぎっしりと授業が埋まり
 それでも、足りない場合は補修や特別スクーリングなどに出席しなければならなくなります。
 そして、こういう状況に陥る人はレポートも同じくらい危機的状況に陥っているので
 泣きそうになりながら何十通ものレポートと格闘せねばなりません。
 ・・・まあ、多くの人は諦めて来年も同じ学年に留まる事になるんですけどね。。。


こんなところでしょうか。


通信制高校という選択:通信制高校とは何ぞや?

2012.06.07(05:07)

みなさんこんにちは。
今回は「そもそも通信制高校とはどういった物なのか?」という疑問に対して軽くですがお答えしていきたいと思います。
なお、各項目ごと深く掘り下げた記事を投稿予定ですので、楽しみに(?)していてください。

さて、通信制高校には公立にしろ私立にしろ以下の面では同じです。
・スクーリング(登校日の様なもの)に年間で数回~30回(高校によってはそれ以上)ほど出る必要が有る。
・レポートを作成して添削指導を受ける必要が有る。
・単位認定試験を受けて合格点を取る必要がある。(※私立は無いに等しいと聞きますが…)
大体、これらが通信制高校という物の三本柱です。

ただ、私立と公立ではかなり内容に差が出てきます。
例えば、私立ではレポートがパソコンや携帯で出せたり。(私の通う都立高ではオール手書きです。)
スクーリングが年間数回で済んだり。(都立では最低限20回弱はでないと厳しいです。)
ただ、スクーリングに出てレポートを作成し、単位認定試験を受けて合格することによって単位を修得するという基本的な流れに変わりは有りません。

まずは自己紹介から。

2012.06.07(05:05)

こんにちは初めまして。
私は都立通信制高校に通っている高校3年生です。
元々は都立の全日制工業高校に通っていたのですが、工業高校独特のカリキュラムに慣れることが出来ず
私は通信制高校への編入という道を選ぶことにしたのです。
そしてなぜ、このブログを始めようと思ったかというと
世間からどれだけ「通信制高校」というものが誤解されているかという事に
変な話ですが、一種の憤りを感じたからです。
みなさんは「通信制高校」というとどのようなイメージをお持ちになるでしょうか?

「アウトロー・社会不適合者の集まり」
 
「勉強の出来ない奴の末路」

「学校に通わないんでしょ?」


こういったイメージをお持ちではないでしょうか?
何を隠そう私も通信制高校に入学する前はそのように思っていましたし
入学した今でも多少はイメージ通りだったかなと思うところではあります。
ただ、自分自身が通ってみて受けた印象は様々な物でした。
通信制高校にまつわる様々な話を今現在通信制高校に通う私の「生の声」を通して
お伝えすることができればと思います。

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  3. 通信制高校という選択:通信制高校とは何ぞや?(06/07)
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